トンネル工事におけるNATM計測を始めとする各種構造物の計測を中心に
長年における経験と実績をもとに計測技術を提供させていただきます。
■NATM計測
現在、山岳トンネルのほとんどがNATM工法(鋼製支保工・吹付コンクリート・ロックボルトを主な支保部材にしたトンネル工法)で施工されています。
当社では、国土交通省やネクスコの施工管理要領に準拠した、計測工A及び計測工Bの測定指導、計器開発、計器販売、計器設置、計測システム構築、データ整理、報告書作成等の、NATM計測におけるすべての要望にお応えします。
■地すべり・山留計測
トンネル坑口や基礎の掘削、開削工事等においては、地すべりや地中水平変位の時間的変化を注意深く監視しながら施工を進める必要があります。
当社では、各種電気式計測機器とデータロガー、パーソナルコンピュータの組み合わせにより、自動監視システムを提供しています。また、インターネット回線を利用したデータ通信や携帯電話に警報メールを送信するシステムを採用し、合理的で安全性の高い情報化施工を実現します。
■自動追尾TSによる計測
トンネル施工管理の変位計測や近接構造物の沈下・変位計測は、多くの人手を要し、様々な場所的制約も受けます。
自動追尾型トータルステーションによる3次元変位計測システムは、変位測点にプリズムを設置するだけで変位が自動計測できるため、ケーブル配線や計測にかかる手間が省け、低コストで多測点の自動変位計測が可能となります。
特に、人の立ち入りが制約される道路上(高速、国道)や軌道の変位計測や、不安定で危険な斜面・岩壁の安全管理計測などに威力を発揮します。
パーソナルコンピュータの組み合わせにより、自動監視システムを提供しています。また、インターネット回線を利用したデータ通信や携帯電話に警報メールを送信することができ、合理的で安全性の高い情報化施工を実現します。
■レーザー距離計内空変位計測、多点同時変位計測システム(ムーヴ社製)
レーザー距離計を用いた内空変位監視システムは、トンネル坑口付近や低土被り部の内空変位を測定し、管理値を超えた場合に計測断面で警報装置を作動させ、管理値に応じて黄色・赤色の回転灯を点灯させ、坑内の作業員に危険を通報するシステムです。 活用例 橋脚・橋梁のたわみ測定、 トンネル切羽の挙動変位、 構造物の変位計測
■セントル圧力管理システム
■3Dレーザースキャナー計測
大量の点により「面」的に構造物の形状を取得することができるため、トンネルのような曲面の形状も正確にデータ化することができます。設計データとの比較による出来形計測や定期的に複数回計測したデータの重ねあわせによる経時的な変位の計測をすることができます。任意の位置で断面図を作成できる他、色彩により視覚的に表現することもできます。